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ひよこと野獣
第14章 ひよこ 陽菜のけじめ

明日は日曜日だから一晩中一緒にいられるし。
もし……その、そういうことになっても次の日のことを気にしなくていいし……
うわ……久しぶりすぎてドキドキしてきた。
「怖じ気づいたか?」
「ち、違うよ!っていうか早く中に入れて!」
「あ!そうだ!俺片付けてるんだった!」
私を玄関に置き去りにしたまま、先輩は慌てて部屋に入っていった。
私はふふ、っと笑うと鍵を閉め中に入る。
あまり使われていなさそうなキッチンを通り、先輩が片付け中の部屋を覗いた。
「悪い!ベッドの上にでも座っててくれるか?」
「そのままでもいいよ?気にしないし」
「陽菜は気にしなくても俺が気にするんだよ」
雑誌や漫画を端に寄せ、ごみをゴミ箱に捨てるのを見ながら私は言われた通りにベッドに座った。
このベッド……懐かしい。
引っ越すときに家から持ってきたのかな?
あ……先輩の匂いがする。
もし……その、そういうことになっても次の日のことを気にしなくていいし……
うわ……久しぶりすぎてドキドキしてきた。
「怖じ気づいたか?」
「ち、違うよ!っていうか早く中に入れて!」
「あ!そうだ!俺片付けてるんだった!」
私を玄関に置き去りにしたまま、先輩は慌てて部屋に入っていった。
私はふふ、っと笑うと鍵を閉め中に入る。
あまり使われていなさそうなキッチンを通り、先輩が片付け中の部屋を覗いた。
「悪い!ベッドの上にでも座っててくれるか?」
「そのままでもいいよ?気にしないし」
「陽菜は気にしなくても俺が気にするんだよ」
雑誌や漫画を端に寄せ、ごみをゴミ箱に捨てるのを見ながら私は言われた通りにベッドに座った。
このベッド……懐かしい。
引っ越すときに家から持ってきたのかな?
あ……先輩の匂いがする。

