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第12章 フェラ

国語の時間が終わった休み時間…

「あ〜眠かったーですー！」
愛菜ちゃんが言いました。

「愛菜ちゃんは古典には
ほんと興味なさそうだね〜」
私もあくびしながら言いました。

「中東のハーレムに入るのに…
日本の古典はいらないです」
そう言って愛菜ちゃんは笑います。

麻衣子ちゃんが紙束をペラペラ
めくっています。

「麻衣子ちゃん…それ…
初体験の相手の応募者リスト？」
私は麻衣子ちゃんに尋ねます。

麻衣子ちゃんの初体験相手…
校内で公募したところ…
２００人以上の応募があり
麻衣子ちゃんがその中から相手を
選ばなければなりません。

「広瀬先生は入ってないわ…」
麻衣子ちゃんは残念そうに言いました。

広瀬先生って…さっきの国語の先生？！

もっと小ぎれいにしたら…イケメンで…
ステキもしれないけど…
なんかうだつの上がらない感じ…。