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第2章 入学

麻衣子さんはお尻を押さえながら前に出て
舞台の上に登りました。

マイクの前…手で股間を隠しています。

あの恰好で壇上は…
とんでもなく恥ずかしいだろうな…

私は麻衣子さんに同情します。

「暖かな陽光がふりそそぐ春の訪れとともに
私達１，２５６名ははようやく
入学の時を迎えました。
本日は私たち新入生の為に
このような盛大な式を挙げて頂き
誠にありがとうございます。
………」

凜とした声…
麻衣子さんのスピーチは続きます。

やっぱり…麻衣子さんって…頭良さそう…。