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第8章 陸上部

放課後…

「千夏ちゃん…陸上部どうするの？」
麻衣子ちゃんが尋ねます。

「あまり入部したくない。
どうせ…スポーツ科の生徒がたくさんいて…
私なんか歯が立たないよ」
私は答えいました。

「私は…淫行科の生徒である千夏ちゃんが
陸上部に入ってくれると嬉しいな」

「そ…そうなの？」

「淫行科を見下すようなヤツらに…
千夏ちゃんの頑張りを見せつけてやれるから」

「私はそんなに記録は良くないっって…」
私は苦笑いします。

「淫行科も他の科も部活では平等！
部活で頑張る千夏ちゃんや愛菜ちゃんを
誇りに思うよ」

麻衣子ちゃん…大げさです。