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私を溶かして
第2章 入部
「君のその声は、武器だよ。」
と真剣な眼差しで言い、
「部活メール回さなきゃいけないからメアドくれない?」
と、さっきの言葉がなかったように
いうのだった。
琉歌先輩の家は私の家と近いらしく、
一緒に電車を降り、
家に向かって歩く。
「…あのー。」
「なに?」
「先輩のおうちってどこでしょうか?」
「えっ?僕?今君の家まで送ってこうとしてる」
「あ、そんな!いいですよ!」
「こんな暗い道一人で歩くなんてだめだよ?まぁ、とはいっても僕の家もここら辺なんだけどね。もう少し歩いたところ。」
「ありがとうございます…。」
そんな優しい言葉かけられて
なんだかキュンとしてしまった。
と真剣な眼差しで言い、
「部活メール回さなきゃいけないからメアドくれない?」
と、さっきの言葉がなかったように
いうのだった。
琉歌先輩の家は私の家と近いらしく、
一緒に電車を降り、
家に向かって歩く。
「…あのー。」
「なに?」
「先輩のおうちってどこでしょうか?」
「えっ?僕?今君の家まで送ってこうとしてる」
「あ、そんな!いいですよ!」
「こんな暗い道一人で歩くなんてだめだよ?まぁ、とはいっても僕の家もここら辺なんだけどね。もう少し歩いたところ。」
「ありがとうございます…。」
そんな優しい言葉かけられて
なんだかキュンとしてしまった。