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私を溶かして
第2章 入部
家の前まで来たとき、
瑠美は言った。

「先輩、今日はありがとうございました!明日からも、またよろしくお願いします。」

目を見てしっかり言う!
を意識して言うと
なぜか琉歌先輩は目を逸らし、

「いや…あの…まぁ来てよ…うん。」

目をキョロキョロさせながら言う。
あれ?私なにかしたかな?

「あの…先輩?」

琉歌先輩の顔をのぞき込むと
先輩は私の頭の上に手を置いて
くしゃくしゃっとし

「お疲れ様!」

といって走っていった…。
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