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私を溶かして
第3章 好きな人
お茶とお菓子をもって私の部屋に行くと
真っ暗な部屋の中
恵がベットの上に寝転がってぼーっとしていた。
なんか、様子がおかしい…。
「恵、どうしたの?」
そう聞きながら部屋の電気をつけようとすると
「…つけないで。」
いつの間にかベッドから起き上がってた恵が
私の後ろにくっつき手を掴んだ。
掴まれた手を恵は、どんどん強くしていく。
「恵……手痛いよ…どうしたの?」
そう言って振り向くと
恵の顔が私のすぐ近くにあった。
私の心臓がバクバクと音を立てる。