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私を溶かして
第4章 初めて
「るるる、琉歌先輩!!!!ごめんなさい!」

そういいながら立つ………痛いっ…
立てない…

転んだ時に足首を捻った瑠美。
立とうとするがぐらっと倒れそうになる。

「おっ…あぶないっ…」

琉歌先輩が左手で腰を支え
右手で肩を掴む。

「足とか捻った…?大丈夫?」

すごく心配そうに私の顔をのぞき込む。

「ごめんな…僕がちゃんと前見てなかったから」

いつもクールな琉歌先輩と違って
なんだか今日は可愛い先輩だ。
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