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噂をすれば恋
第2章 わ
「だから悪かったって」
そんな金子さんの声でうっすらと目が覚めた。
金子さんに気付かれないように枕元の時計を目線だけで確認する。
7時半か。
電話から漏れ聞こえる声で相手が女性だと分かる。
「昨日は遅くに行くつもりだったんだけど。ごめんな。
いや。オンナじゃないって」
そこまで聞いて、布団の中に顔を突っ込んだ。
オンナじゃないって─────
その言葉が頭の中で何回も響く。
オンナじゃなかったら私はなんなのよっっ
布団の中に首を突っ込んだ動きで
私が起きている事がばれたのか
スマホを持っている手と反対の手が
私の胸をゆっくりとなぞる。
やめ・・・て。
他の女と電話しながら私の身体をさわらないで。
私の睨む目を見て
優しく笑った金子さんは
しっと人差し指を口に持って行った。
声を出すな─────
そういいながら最低の行為をする
金子さんの手を本気で振り払えない。
「分かってる。今日の昼までには行くよ」
相手の女に優しく機嫌取りする傍ら
私の上半身をゆっくりと撫でまわす。
いやぁ・・・・
頭とは裏腹に身体が彼の手を欲しくて。
身体が彼を要求する。
乳首をきゅっとつままれて
私は声を押し殺すように彼の腕にかみついた。
「いってっ。・・・いや。なんでもない」
それでも相手にごまかす雅哉を
私だけのものにしたくて雅哉のモノを口に含む。
「約束の時間までには行くから」
早々に電話を切り上げた雅哉は
私を引きずりあげて
「こら」
と笑った。
「真樹。電話してる最中にダメだろ」
女と電話してる最中に─────でしょ?
私はいきなり激しい口づけをした。
そんな金子さんの声でうっすらと目が覚めた。
金子さんに気付かれないように枕元の時計を目線だけで確認する。
7時半か。
電話から漏れ聞こえる声で相手が女性だと分かる。
「昨日は遅くに行くつもりだったんだけど。ごめんな。
いや。オンナじゃないって」
そこまで聞いて、布団の中に顔を突っ込んだ。
オンナじゃないって─────
その言葉が頭の中で何回も響く。
オンナじゃなかったら私はなんなのよっっ
布団の中に首を突っ込んだ動きで
私が起きている事がばれたのか
スマホを持っている手と反対の手が
私の胸をゆっくりとなぞる。
やめ・・・て。
他の女と電話しながら私の身体をさわらないで。
私の睨む目を見て
優しく笑った金子さんは
しっと人差し指を口に持って行った。
声を出すな─────
そういいながら最低の行為をする
金子さんの手を本気で振り払えない。
「分かってる。今日の昼までには行くよ」
相手の女に優しく機嫌取りする傍ら
私の上半身をゆっくりと撫でまわす。
いやぁ・・・・
頭とは裏腹に身体が彼の手を欲しくて。
身体が彼を要求する。
乳首をきゅっとつままれて
私は声を押し殺すように彼の腕にかみついた。
「いってっ。・・・いや。なんでもない」
それでも相手にごまかす雅哉を
私だけのものにしたくて雅哉のモノを口に含む。
「約束の時間までには行くから」
早々に電話を切り上げた雅哉は
私を引きずりあげて
「こら」
と笑った。
「真樹。電話してる最中にダメだろ」
女と電話してる最中に─────でしょ?
私はいきなり激しい口づけをした。