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噂をすれば恋
第7章 コ
「ごめん。俺今日は最終で帰らないと」
息が整ってそれでも私を離さない雅哉が言った。
「うん。私も明日仕事だよ」
というか今だって皆は仕事中だよね。
「あのさ。本当にセフレだって思ってないよな?」
「うん」
「じゃぁ結婚しようか」
「え!!!展開早すぎない?」
金子さんのそんな言葉にビックリして顔を凝視した。
「俺、妹より大切だって思えたの初めてなんだ。
もう真樹以外には現れないと思う」
自信満々に言うけどさ。
どんだけシスコンなのよっ!
「いいけど」
いいんだ?
そんな自分の返事に自分でビックリして。
「でも私仕事今辞めたくないんだけどな」
そんな本音をポロリと言えば。
「辞めなくていいよ」
なんて笑いながら言う。
「真樹のキャリアをつぶす気もないし。
今の仕事面白いんだろ?
加藤の下は色々勉強になるしな」
「でも・・・・」
「うん。俺も研究職だから山梨がいいと思う」
うちの会社は工場としては山梨がメインで
そこに隣接する研究所も山梨が最先端だ。
研究職の人間は山梨に行きたがる。
「一緒に住むとか。急がなくていいと思うんだ。
とりあえず、籍以外は今までみたいな感じで」
「・・・・」
「そりゃぁ、毎日一緒にいたいし。
週末以外もデートだってしたい。
でも、何もかも無理やり思い通りにしたら
いつかひずみが来ると思うんだ」
「うん」
息が整ってそれでも私を離さない雅哉が言った。
「うん。私も明日仕事だよ」
というか今だって皆は仕事中だよね。
「あのさ。本当にセフレだって思ってないよな?」
「うん」
「じゃぁ結婚しようか」
「え!!!展開早すぎない?」
金子さんのそんな言葉にビックリして顔を凝視した。
「俺、妹より大切だって思えたの初めてなんだ。
もう真樹以外には現れないと思う」
自信満々に言うけどさ。
どんだけシスコンなのよっ!
「いいけど」
いいんだ?
そんな自分の返事に自分でビックリして。
「でも私仕事今辞めたくないんだけどな」
そんな本音をポロリと言えば。
「辞めなくていいよ」
なんて笑いながら言う。
「真樹のキャリアをつぶす気もないし。
今の仕事面白いんだろ?
加藤の下は色々勉強になるしな」
「でも・・・・」
「うん。俺も研究職だから山梨がいいと思う」
うちの会社は工場としては山梨がメインで
そこに隣接する研究所も山梨が最先端だ。
研究職の人間は山梨に行きたがる。
「一緒に住むとか。急がなくていいと思うんだ。
とりあえず、籍以外は今までみたいな感じで」
「・・・・」
「そりゃぁ、毎日一緒にいたいし。
週末以外もデートだってしたい。
でも、何もかも無理やり思い通りにしたら
いつかひずみが来ると思うんだ」
「うん」