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保健室は絶対領域
第3章 岡田ルイ
「…ごめんなさい。彼については私の口からもあんまり言えないのよ。

一つ言えることは、この学園でうまくやりたければ、彼を敵にしない方がいいってことよ。

いい噂聞かないし、あなたもその内わかるから。」

「…そうなんですか…わかりました。」


相沢先生もあんまり話したくなさそうだし…これ以上聞くのは悪いのかも。


「まさか…水野先生、彼に何かされたの??」

「え!!…あの…いえ…昨日保健室に来たから気になって…」

本当のことなんて言えるわけないし…


「そう…彼のことは、他の先生には言わない方がいいわよ。」

「…はい、わざわざすみません。ご忠告ありがとうございました。」


すると、相沢先生の表情が和らぐ。

「何かあれば相談に乗るから、気軽に話してね。」
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