この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
SA
第3章 実技研修 南くん
「南くん、私が誰かわかる?」


『…美織さん。…ごめんなさい』


南くんが消えてしまいそうなくらい儚く見えた。
消えないように、壊れないように。
そっと抱きしめた。


「お昼に会った時と全然違ったからびっくりしただけ。私は大丈夫。どうしたの?」




『僕は要らない子だから、お母さんに痛いことされるんだ。おじさんは僕のことおもちゃだって言ってた。学校の先生に言っても信じてもらえないんだ。』


子供のように話す南くんに、子供に諭すようにゆっくり話す。



「南くんは要らなくなんかない。おもちゃでもない。私は、南くんを信じる。守ってあげる。」

今日会ったばかりだけど、純粋にそう思った。
/251ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ