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片想い
第2章 恋をするまであと五ヶ月
「ーーであるから、マイナス×マイナスはプラスになります。ここまでで質問がある人は?」
数学の授業中、あまりうまいとは言い難い説明をする教師。
「はい。」
「矢野さん。どうぞ。」
「マイナスとプラスをかけたときはどうしてマイナスになるのですか。」
「それはですねーー」
質問をしたのは私、矢野ミライ。
学級代表を任されている。
この授業に参加している生徒はクラスの約半分。
後の半分は遊んだり寝たり様々だ。
この状況を一年のときに味わい、自分だけでなくまわりにも迷惑がかかっていたので改善してやろうと学級代表になった。
居眠り常習犯の一人に始業式に出会ったばかりなのにちょっかいをかけてきた男子、乾タツヤがいた。
運の悪いことに席替えをして私の前の席に乾が座っている。というか寝ている。
授業中に寝ている人を視界に入れるのはやはりやる気が起きない。

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