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淫乱高校生
第3章 トイレで...



「んっ...ふぅっ、」

「藍、口開いて」

「あら、んんっ!」

名前を呼ぼうとしたら舌が入ってきた

な、にこれ。キス?新とキスしてるなんで?


小さい頃家族にキスされた事はあった。だけどそれはキスと呼ぶには程遠い可愛いもの

こんなキス始めてだ。未知の体験に戸惑う

だけど、

「んっ...ふぅっ...」

気持ち良い。新の温かい舌があたしの舌に絡む

歯をなぞって、舌先を撫でる

キスしたことのないあたしでもきっと新はキスが上手いんだと分かる

ただ初めての行為にどうすればいいのか分からない。嫌じゃない。むしろ気持ち良い

だけど、息が苦しい...

「ふぅっ、あ、ら...た...んっ、はぁっはぁっ」

「藍、息止めちゃだめ。鼻で呼吸して」

「んっ...」

そう言って新はまた唇を重ねた

舌を絡ませて、もうどちらの唾液か分からない雫が顎を伝う

後頭部に回してた手は髪をくしゃりと掴み、更に深い口づけに誘う

反対の手は腰に回されてぎゅっと身体を密着させる


「ん、はぁっ...も、む...りぃ...んぅっ」

抗議の声を出そうにも深い口づけで出来ない

本当は抗議なんてしようと思ってない。だってキスがこんなに心地良いなんて知らなかった

それが新だからなのか分からないけど、もっとって心も身体も欲している

薄っすらと目を開けると目を閉じた新の綺麗な顔が目の前にある。キメの細かい肌、少し長めのミルクティー色の髪が顔に掛かって影を作る

色気が半端なく溢れ出していてドキドキが止まらない
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