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淫乱高校生
第2章 電車




「くっくっ、わ、わりぃ。すげぇ焦ってるから...ぷっ」

まだ笑うの?もうっ!

ぷうっと、頬を膨らませるとやっと彼の笑いが収まった

「あー笑ったー」

「........」

「そんなに怒んなよー悪かったってー」

「.....怒ってないです」

「ぷっ、頬っぺた膨らませて可愛いーなぁー」

「.........」

「あ、照れた」

「もうっ!」

顔を赤くして怒るとわりーわりーとさほど悪びれてなさそうに再度謝られた

「で、切符ないんだっけ?てか、電車始めてー?」

「あ、失くしました。電車も始めてです」

「へー今時電車乗るの始めてなやついんだー。しょうがない。お兄さんが教えてやろーう」

「兄貴、お願いします」

「兄貴って、顔に似合わずノリいいなー」

顔に似合わずって...まぁいいや。ノリいいって褒められたし

にこにこと笑う彼は綺麗だ。私達を通り過ぎる人が見てくのが分かる

男の人も見るってすごいなー。それだけ魅力があるって事なんだろうな


その後、彼に切符の失くした時の対処法を教わった。でも切符ポケットの中にあったんだけどね

恥ずかしくてひたすら謝った

「本当にすいません...」

「ぷっ、いいよー!あって良かったしー」

嫌な顔をせずに頭を撫でてくれる。んー触り方やばい

気持ち良いー

「ふふ、気持ち良い?あ、そろそろ駅から出ようか」

「は、はいっ!ん?...あ、学校っ!」

「え、今更?もう遅刻決定だから遅いよー」

「でもっ、」

「まーまー。さ、いっくよーっ!」

また彼に手を引かれて私達は駅を出た
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