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学園物えっち短編集
第8章 私の庭
そして、スタスタと木の影のおじさんのところに向かう。
何で!?
「…おじさん。すごい俺たちの事見てたけどそんな興奮した?そんなの出しちゃって」
カシャ
「ちょ!君!何撮って…」
「外でそういうの出してるのってほら、何て言うんだっけ?」
「それは君達だって」
「露出してないし俺たちが何かしてた証拠ある?」
優真はにっこり笑って撮った写真を見せつけた。
するとおじさんは突然財布を取り出して数枚のお札を優真に押し付けた。
「…ほら、これでいいだろ」
「え?何が?俺、おじさんの事脅してんの?おじさんが法律違反してる証拠撮ってそれ見せてるだけじゃない?違う?」
「違わないけど受け取りなさい」
「何でお小遣いくれんのか教えて」
「…これでどうか通報しないでください」
「通報するなんて言った?通報したら色々面倒だししないよ。おじさんも通報されたら困るでしょ?会社とか家庭とかあるんだろうし…」
「え…いいのかい?」
「相手が俺で良かったね。悪い相手だったら脅されてたよ?少ないお小遣いでやりくりしてるんでしょ?」
「あ、ありがとう!これは、ほんの気持ちだよ!お礼だから!本当にありがとう!」
おじさんは優真に1万円札を握らせて走って行ってしまった。
「じゃあ…これでラブホ行こうか」
優真はにっこり笑った。