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学園物えっち短編集
第15章 始まりは夜這いから



その日の夜。


今日は移動教室最終日の夜なので、キャンプファイアーが行われる。


キャンプファイアーの時に新川に謝って…告白する。


キャンプファイアーの会場まで合宿所からバスで向かうので、一度外に集合する事になっていた。

美里と外に向かっていると、後ろから裕也が声を掛けてきた。


「乃絵瑠、新川部屋に残ってるから行ってこいよ」

「部屋に?」

「あぁ、ずっとベッドに閉じこもってて出て来てないから…今度は間違えじゃないからな!」

「乃絵瑠がいないの上手く誤魔化しておくから行ってきなよ!頑張って!」

「…うん、行ってくる!」


私は走って新川のいる部屋に向かった。


部屋に着くと、昨晩私が間違えて忍び込んだベッドのカーテンが閉まっていた。


新川がベッドにいる事を配慮してか、部屋の電気が点いていて昨晩来た時となんとなく雰囲気が違うように感じる。

私は息を呑んで新川のベッドのカーテンを開けて、ベッドに入り込んだ。

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