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学園物えっち短編集
第15章 始まりは夜這いから



部屋のドアが開けられると、一番最初に戻ってきたのは裕也と美里だった。


「乃絵瑠!やっぱりここにいたー!二人一緒って事は…ふふふっ」

「あ///うん…ちゃんと付き合う事になったんだー///」

「いやー良かった!俺が新川のベッドの場所教えたおかげだな!」

「仕方ねぇな。今度、何か奢ってやるよ」

「裕也!結果的には良かったけど!おかげとは言わないからね!」


裕也が得意げに言うので、そう言った。

拓人も意外と裕也に騙されかけてるし…


「ねね!そうそう!キャンプファイアーでさ、すごい事起きたんだよ!」

「え?すごい事?」

「やっぱり告白する子とか多かったみたいなんだけど…白河君が……」

「ん?やっぱり白河君にも告白してる子いた…?」

「ううん、そうじゃなくてさ…白河君の方が」


ガチャッ…


美里から話を聞いていると、部屋のドアが開いた。


ちょうど戻って来たのは白河君と、ここの四人部屋の同室のもう一人のクラスメート。

班は違う班だったから、あまり接点はなかった。


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