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学園物えっち短編集
第1章 近距離恋愛
私は正座をしてこうちゃんに謝った。
「こうちゃんッ…本当にごめんなさい!」
「…そんな謝らなくていいよ、俺全然気にしてないから」
こうちゃんのえっちな夢まで見ちゃったから罪悪感でいっぱい…。
「……それより寝言で俺の名前言ってたけど」
「えッ…寝言言ってた!?」
えっちな夢見てたことバレたかも…ど、どうしよう…
「…咲梨。気にしなくて大丈夫だからおいで?」
「あう……寝言で他に変なこと言ってなかった?」
「言ってなかったよ?」
私はこうちゃんに抱き付いた。
「…そういえば」
「え?」
「少し息荒くなってたかな」
「そ、それは!そうだ!山登りしてる夢だったから!」
「…そっか」
なんとかごまかせた…
私はいつものようにこうちゃんの膝の間に座ってこうちゃんにもたれかかった。
小さい時からいつもこの体勢で座っていてこうちゃんも何も言わないからこうちゃんを勝手に椅子にしていた。