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ご主人様に愛されたくて… ~セックス島~
第3章 島のルール。
あまり、細かい事を気にしない私。


ただ、目の前にぶら下がった快楽だけを求めて

この島にやって来たのだ。



――出航日。


豪華客船での出迎え。

ぽかーんと口を広げ、
誘導されるままに乗り込む。

そして、さっき言ってた「孤島と言う説明を受けている。」と言うのは、

連絡が入るまで、船内を出歩いてはイケない。

早い話、行き先の細かい地名さえもわからない。と言う事。

だけど、陸ならまだしも海をどう船が走った所で全くもって道と言う道はわからないけど。



島に着くまでに、
自分に着けるネームプレートの作成を依頼され
指定された部屋に入り
島で使うネームを考えていた。


私の本名は、
霧島 亜子(キリシマ アコ)。


…本名は、ちょっとヤダな。


何かいいあだ名…


数分、考える。


そうだ…!

私は、いいあだ名を思い付くと、
ネームプレートに書きはじめた。


「バニィー…っと。」


―バニィーとは、小学生の頃のあだ名。

体育の時間、陸上系の競技は、マラソンから走り幅跳び、走り高跳びまで得意で、
いつもその成績だけはいい事から

誰かが

「すばしっこくて、ウサギみたい。」

って言ったのがきっかけになって、
バニィーって呼ばれてた時期があった。


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