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ご主人様に愛されたくて… ~セックス島~
第13章 ご主人様との過去。
私は、急いで支度を済ませ53号室に向かった。


ここに、りゅうきが…

ドアをノックすると、

「どうぞ」

の声。
ドアを開けると中には、りゅうきがいた。

「あ…あの…」

「中に入って、鍵をかけろ」

「えっ、あっはい」

私は、言われた通りにする。


私は、りゅうきに恐る恐る近づく。

「りゅ…りゅうき?」

私は、怒れるかもしれないと思いながら
その名を呼んだ。

ドキドキしながら、返事を待っていると

りゅうきは、ため息をついて目を閉じ、右手で顔全体を覆った。

そして、目をゆっくりと開け覆っていた手をよけると、

「何?亜子…」

私の名前を呼び返した。

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