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第5章 初恋の人。

セックスは気持ちいい。
ココに来たのもセックス目的。

けれど、

リュウキと再開してしまった今日。


リュウキと…
まともに話したい…！


リュウキへの想いを募らせて

急いで服を着ると
さっきセックスしてた部屋と向かった。

コンコン―


ドアをノックしても答えがない。

そっと開け、中を見ると


…誰も…いない。


「はぁ…」


ため息を出しながら ドアをそっと閉めた。

「この部屋は、リュウキの部屋ってわけじゃないのかな？」

呟いた声に

「違うけど何か？」

低い声が返って来る。

振り返ると

そこには、リュウキが立っていた。