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ご主人様に愛されたくて… ~セックス島~
第5章 初恋の人。
「リュウキ…」

リュウキが私の目の前に立っている。

リュウキの顔が
すぐ近くにある。


「あのっ…」

どう話したらいいのか
何て言えばいいのか…

言葉に詰まらせる私に

「お前さぁ、何で俺の事を呼び捨てしてんの?
っつか何で名前を知ってんの?」


――えっ?


リュウキがダルそうに言った。


何で、って…? 
やっぱり、私の事を忘れてるの?


「俺の事は、ご主人様って呼べ。」


リュウキ。
私の事を覚えてない?


言いたいのに、言えない。


「返事は?」

リュウキの目が
冷たくて、怖くて…

「…っ…はい…」

小声で返事する私に

「ってかさぁ、何でこの部屋に戻って来た?
さっきのセックスがそんなによかったわけ?」


にじり寄りながら 私を壁に押しやる。

トン―

私の背中が壁に着くと

リュウキは、私の太ももに手を這わした。

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