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あたかも普通の恋愛小説
第14章 一分一秒


「小鳥、俺のこと好き?こんなことしたから幻滅した?」

「好き…郎太好き…きらいにならないで…」


誰とでも簡単に寝ちゃう私を、唯一変えてくれる存在なの。郎太にフラれちゃったら、私もう二度と変わるチャンスなんかなくて、恋なんてする勇気ない。失うのは恐い。

ガタガタと震える。泣きながらだから何を言ってるかわからなくて私は郎太に許しをこうばかり。


「何で小鳥が謝るの。悪いのは俺でしょ」

「郎太が好き」


私の涙を拭ってから郎太が噛みあとを舐めた。痛みと甘い快感が走ってビクリと体が震えた。

さっきまで暴力に過ぎなかったそれが、郎太の愛情の裏返しなら、今は表の愛情。


「……キスしてもいい?」

「郎太、だいすき、キスして」


戸惑いがちの郎太に、愛情に飢えた私。傷を癒すようにいっぱいキスして。


絡まる舌がまだいつもと違ってぎこちない。それは郎太の迷いを表すよう。


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