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あたかも普通の恋愛小説
第17章 第一級エロス検定
じっとしてると当たってるだけだったけど歩くとすごくそこが気になる。
「普通の下着に見えるんだな」
「よし。椅子に座ってみろ」
言われた通り椅子に座ろうとすると、腰を曲げた時点でぐいぐい圧迫感。そーっと座ると途端に刺激が増した。
「んぁ、」
「まだスイッチ入れてねえぞ」
「え、スイッチ?やだ、やめてくださ」
リモコンのスイッチを私が見た瞬間。微弱な振動が始まった。最初は乳輪のあたりをくすぐられてるような感じとクリへの刺激。あるかないかわからないような本当に微かな刺激だった。
「こ、これ…上も下も同時に来るんですけど……」
「じわじわゆっくりくるタイプのをマーメイドと名付けようと思ってる」
「マーメイドぉ?」
「徐々にもじもじして足を閉じる姿を人魚に例えて」
座ってるからか逃げ場がない。気付けばクリだけじゃなくどこもかしこも、擦られたり振動だったり揉まれたり。
「っ、…ふ」
「ほんとだ。マーメイドのポーズだ」
「これで成功したら次は最初から激しいタイプのを作る」
「どんなの?」
私がビクビクと肩を震わせる横で次の商品の話を続ける彼ら。
「も、これ、…とめてもらっていいですか、」
「イクまで何分かかるかはかってるからまだダメだ」
そんなの。使う人によるし、はかっても意味ないと思うんだけど。どんどん何も考えられなくなってきた。
「っていうか、これで絶頂出来るかも調べないといけないんだな」
「だいぶ朦朧としてきてるけど」
「今なら何かしても抵抗しないんじゃ……」
「それはさすがに……なんだな」