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あたかも普通の恋愛小説
第6章 駆け引き、誤算、泡沫の恋


『傷は早めに手当したほうがいいよ、心の傷もね』


もしかしたら私が真壁さんを好きだって知ってるから。だから気を使ったのかな。優しい…のかな。せっかく気をきかせていただいてなんですが、うまくやれなくてごめんなさい。

草食男子の落とし方なんて知らないし。そもそも恋のかけひきとかやったことないし。


井藤くんなら草食女子も射止めちゃいそう。草食女子?なんだそれ。


「あー…えーと。ちょっとトイレとかで傷みてみたら…?薬必要なら薬局行かないと」


言いにくそうに、でも心配してくれてる真壁さんに何だか申し訳なくて。


「あとは自分で何とかします、お忙しいとこすいませんでした」


私は無意識にそう口走ってた。だって一緒にいたらなんか心の傷が広がるんだもの。


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