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大地の恋
第4章 再会
「…今日は全部俺でイって」


ゆっくりと圧をかけ中に入るとそれだけで真優は達してしまう。



「また挿れただけでイっちゃった?」


「………」


「動くよ」


「ーーーーーっ!!」



真優の身体が醒めないうちに腰を動かし始める。
声にならない声を懸命に我慢して真優が俺を受け止める。


「あっ……先生っ!」


「真優、静かに」


「あっ…あっ……」


「ちょっと塞ぐよ」



キスをして真優の声を閉じ込めると真優から舌を吸ってくる。
両足は俺の身体をしっかり挟み、離れまいと絡みつく。


「……三人目作る?」


「んっ…」


唇をわずかに離して訊ねた後、答えを遮るようにまたキスで塞いだ。
真優の中がギュッと締まる。
吐精欲を我慢して、真優を高めるために深く突く。



「んっ…んっ…」


腕の中の真優がガクガク震え頂に向かって上り詰める。
唇を離すと図らずしも俺の耳元で「先生、先生」と吐息と共に俺を呼んだ。





「ーーーーーーーーっ!!!」





その声に触発されて真優の中に全てを吐き出す。
脈動を感じながら真優の上に脱力すると、力なく真優が訊ねた。



「……先生はいつも避妊しなかったんですか?」



さっきの遊びが尾を引いているのだろうか。
真優は敬語だ。



「いや…避妊しなきゃ絶対しなかった、本当に」



「私には着けてくれたことなかった…」



「真優とはこうなってもいいと思ったし…嫌だったから…壁があるの」


「………」


泣きそうな顔で真優がしがみつく。
ーーーーあれから12年、大人になっても母親になっても真優は甘ったれで……俺にとってはたまらなく可愛い。



頭を撫でながら聞いてみた。



「大地…だっけ?」


「うん、大地?」


「……会いたい?」



真優はしばらく止まってふるふると首を振る。
一応俺に遠慮しているのだろうか。



「幼馴染みだったんだろ?」


「でも……」



別れ際の後味が悪かった真優にとってはイエスかノーで表せるほど単純な話じゃないのかもしれない 。
これが重ねた時間の短い奴なら俺だってこんなに悩まず今更そんな必要はないと言い切れたのに。






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