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第4章 再会

「んっ…あっ…」


控えめな喘ぎ声が暗闇に響く。
手の動きに合わせ発せられる声はちゃんと感じている証拠なのだろうか。


キスは唇から頬に、そして耳に移ってきた。
耳を舐めると千花ちゃんがゾクゾクと身体を震わせる。


「耳…感じるの？」


「わ…かりません…でも…」



“変な感じ”と千花ちゃんが言う。



「……ココは？」


首筋を吸うとビクンと跳ね、息が上がる。
十分に首筋を愛撫しながら唇は鎖骨に、それからなだらかな山を登りチロチロと舌で焦らす。
まだフワフワな乳首の周りを舐めているとみるみるとそこが固くなっていった。


「まだ触ってもねえのに固くなっちゃったな、ココ」


ピンと弾くと千花ちゃんが大きな声を上げ慌てて口を押さえた。


「口押さえるなって。声聞かせて」


千花ちゃんがブンブンと首を横に振る。


指先で乳首を摘まみ転がしながら反対を口に含むと千花ちゃんの反応は更に大きくなった。



「んっ…ん…」



身を捩り俺から逃れようとしているのかただ単に感じているのか…
俺を押し退けるように抵抗しながらしっとりと千花ちゃんの肌が汗ばみ始める。
でも乳首はさっきよりずっと固く、蕾のように丸く可愛らしく快感を主張していた。


「気持ちいいんだ？ココ」


「あっ…ダメ… 」


甘噛すると痙攣のように身体を震わせ千花ちゃんが喘いだ。
さっきまで俺を押し退けていた手は明らかな快感にどうしていいのか分からないのだろう。戸惑っている。


こんな反応をされながら「ダメ」と言われ止める男はどこにもいない。
それどころかもっと気持ち良くしてやりたくて執拗に愛撫する。


千花ちゃんがとろけ切り、初々しい反応を存分に堪能したら手のひらは更なる場所を求め下降していく。


思ったよりしっかりくびれた腰に薄い腹、その下には最後の下着が着けられている。


太ももを撫でながら中心にゆっくり近づくと、そこは既にしっとり熱くなっていて下着の中を想像したら身体がカッと熱くなった。