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斉藤太一です
第13章 再会と約束

メールだから
慌てる必要もないのに

どうも
落ち着かなくて

僕は
いつもより短い時間で
風呂から出ていた。



髪を
タオルで拭きながら

ないがしろにしていた
弁当を
あっため



携帯を見る




まだメールは
来ていない




いったい
小学1年生って
何時くらいに
寝るんだろうか・・



そんなことも
知らない僕は


やはり
弁当を口にしながらも
何度も携帯を覗いた





メールが届いたら

すぐ分かるようにしてあるのに

(苦笑)




中学生のように
そわそわしている
自分が

自分でも
おかしくて


ひとりで
苦笑いをした




でも


こんな風に
心が動く時間を過ごしたのは
久しぶりで




どんなメールがくるのか
不安で

僕の思いが実る自信なんて
ないのに





なんだか
幸せを感じていた







真っ白な
世界だった僕の時間が





急に

絵具を塗ったような
世界に変わったからだ





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