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斉藤太一です
第6章 隅っこと隅っこで
かすみの
涙が落ち着いても


僕は
ずっと手を握っていて



ただ



静かに
時が流れていたね




でも
気が付くと

いつもなら
かすみが帰ってしまうような
時間にもうなっていて



けど
かすみは
ずっと
目を閉じたままで


僕は
時間が気になって
仕方なかったんだよ






「かすみちゃん」




「・・・・」




「時間・・大丈夫?」







「・・・うん・・」






「家の人・・心配しない?」






「平気・・・。」







「もう・・・遅いよ?」











「今日だけ





今日だけでいいから










もっと




ここに居てもいい?






帰りたくないの




お泊り・・したい」











今日だけじゃなくていい




ずっと
居て欲しいくらいなんだ




でも

君はきっと




未成年で









どうして







どうして君は








そんなに

若いんだよ










もっと
大人なら




このまま




抱きしめて




くちづけたいくらいなのに









「・・・だめ?」







かすみが

つむっていた目をひらいて






僕を見つめた

















「・・いいよ・・・




でも





僕は
どこで
眠ればいいのかな・・」



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