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斉藤太一です
第6章 隅っこと隅っこで

君は


悲しい恋を
していたんだろ?




好きな人の
そばに居られるなら

僕なんかのところに
来るはずがなかったからね。



もし


叶わない恋なら


早く


僕みたいに
違う人を
好きになれたらいいと
思っていたんだよ





僕はね



多分・・いや
絶対に片思いだったんだ



……君に。




でも・・ちょっと


幸せだったよ





好きな人が
いない時や

好きな人に
かまってもらえない時



なんだか
ひとりぼっちで
寂しくてたまらなかった



でも

君という
好きな人ができると



幸せな気分に
なれたんだよ





想いが届かないことや
会えないことで
寂しいこともあったけど



それまでとは
ちょっと…違う寂しさだったんだ








どうすれば


寂しい気持ちを
無くすことが
できるんだろうね





恋が実ったとしても


いつも一緒にいたくて




会えない時間が



結局寂しいだろ?





寂しい気持ちは

どうすれば
無くなるんだろうね






みんな






どうしてるんだろうね(苦笑)











今日も


寂しいよ




かすみ










おやすみ…かすみ。




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