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弟所属のアイドル事務所で
第27章 愛のある…
翌日は中国に帰る前にソウルに行って
みんなにお土産を届けることにした


夕方には仕事が終わるというので
ファンと食事したかったし
宿舎の近くにホテルを取った。




ホテルに着くと一人一人に渡すお土産を
小分けする。


以前ファンだけに特別にお土産をあげたところ
みんなが欲しかったと拗ねてしまったので
ちゃんとみんなに買ってきた


ちゃんと一人一人のことを考えながら買ったので
気に入ってくれたらいいなと
にこにこしながら分けた。


夕方になるとファンから電話があり
みんながいくと迷惑がかかりそうだから


僕とジョン兄さんがいくね
と言われ
好きな二人と三人でいられるから嬉しくなった


化粧を直し着替えて
なぜかドキドキしながら二人を待つ




ドアが叩かれあけると
凄い勢いでファンが抱きついてきた


お姉ちゃん!
会いたかった!


ちゅぅぅぅぅぅっ


興奮したのか唇に吸いついてきた


ちょっと・・・


焦って押す
ジョンが見てるし




ファンは本当にお姉さんが好きなんだね。




苦笑いする。


もー、ファン。
唇がピンクよ。


ジョンがそんなに気にしてないみたいだったので
べったりついてしまった口紅を拭いてあげた




二人を座らせて
日本で買った梅こぶ茶を出してあげた


そしてお土産を出す。
みんなの顔思い出しながら買ったの。
名前書いてるからね。


あと、ファンにはこれも
ダッフィー。



大きめのダッフィーを出す


わあぁぁ(*^-^*)




笑顔で抱きついてダッフィーを撫で撫で
キスまでしている


かわいー。かわいーい。


嬉しいでしょ?


うん!!!






ファンがダッフィーに気を取られているうちに
こっそりジョンに小さな包みを渡す




後で説明するね。
と口を動かす


お姉さん、夕食食べましたか?
僕達まだなんですけど
一緒に食べにいきませんか? 


にっこり笑うジョン




おねえちゃん、一緒に行こうよ。
あのね、近くにね美味しいお店ができたんだよ。
そこ行こうよ。


ダッフィーを置いて
抱きついてくる




うん。一緒に行くよ。
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