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第30章 変わった男

その後、
お姫様だっこでお風呂まで連れて行ってもらい
体と髪を洗ってもらう


明日別れるまで
僕を召使いのように使ってくれていいですから。


髪を洗いながらそういうスンジョ




別にそこまでする気はないけど
ちょっとわがまま言っちゃうかな。


荷物持ちは確実にしてもらうけど。





髪を洗われるのが気持ち良くて目を閉じる




もちろん。進んでします。
今後、お兄ちゃんって呼ばれるのってはまりそうです。




声がちょっとデレっとしている。




私、普段お兄さんていうことないから
緊張したけどね。
周りにいる子より年上で
ユイさんかおねえさんって呼ばれるから。




その後体もきれいに優しく洗ってくれて




出ると体も拭いてくれて
髪も乾かしてくれて
至れり尽くせり




そこまでしなくていいよ？


見つめる




僕がしたいんですよ。
何飲みますか？


と言われ
冷たいシャンパンをお願いする




テラスに出て一緒に飲む


明日、早く起きて
手を繋いで砂浜散歩しよう？


ちょっと恋人っぽいことしたくない？





見つめる




いいんですか？
手を繋いだりしたかったんですよー。


凄く笑顔になるスンジョ


デートみたいなのとか何年もしてないから。






彼女いないの？


顔を覗き込む






いたら一緒に来たりしません。
でも、すっごく楽しかった！！！




テンションの高いままのスンジョ


その日は抱き合って寝て


朝も早く起きて散歩をした






ユイさん、また遊んでくださいね。


空港で別れるときに手を握られる




うん。
連絡先交換してるんだし。
いつでも連絡してね。


優しく笑って別れる