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第36章 びっくり事実

ホテルのロビーで待っていると

ユイさん！！
とシウが入ってきた

行きましょう。
と車に乗せられた。


とりあえず出発するシウ
まず最初に聞かれる

何か食べたいものありますか？


韓国料理、中華以外がいいな。

と答えると。

イタリアンとかどうですか？
いいとこありますよ。

というので任せることにした。


まさかユイさんから連絡来るとは思わなかったので
目を疑いましたよ。
連絡先は渡してもずっと連絡来なかったので
あきらめてました。
会いに行くのにまた
拉致みたいなことするとこでしたよ。

声が嬉しそう


シウくん。拉致って犯罪なの知ってるよね？

苦笑いする


でも、そうでもしないと会えなかったし。
ずっと嫌われてるもんだと。



・・・今は嫌いじゃないよ。
優しい時は優しいし。


ほんとですか？


いきなりクルマを止めて見つめられる

うん。

と見つめ返す

すっごく笑顔になるシウ

よかった。


にこにこしてまた走り出す。


店に着くとしっかりエスコートしてくれる


個室にしました。
僕、とりあえず芸能人なので
騒がれると困るし。
ユイさんにも迷惑掛けてしまうと思うので。


にこにこ笑っているシウ


やっぱり芸能人って
個室とか、いろいろ知ってるの？
ここ。景色もいいし。

景色を見ながら聞く


知ってる人は知ってるんじゃないかな。
特にうちの事務所とか
みんなで情報交換するし。
スキャンダルは避けたいし。


みんな大変なんだね。
私は個室って落ち着けるから好き。

シウを見ると見つめられていて目が合う