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弟所属のアイドル事務所で
第66章 したいこと
シウの誕生日が近付いていて
何をしてあげようかと悩みすぎて分からなくなり
電話で本人に聞くことにした


シウくん。そろそろ誕生日でしょ?
何か欲しいものある?


欲しいもの・・・
うーん・・・

欲しいものっていうか、
してほしいことならあるよ。
誕生日当日、休みだし。
もちろんデートはしてくれますよね?


うん。
前後もシウくんのために空けてあるよ。
だから、デートも。
お泊まりも大丈夫だよ。
もし、お泊まりするんなら
私がホテル取るよ。


いや、泊まりはお願いするけど
ホテルは僕が取るから。
ユイさんはいつものようにおしゃれして来てくれたら
それでいいよ。
でも、デートっぽく待ち合わせにしよう。


私がいろいろしてあげようと思ったのに
シウに決められてしまった


どっちにしろセックスはすることになるだろうから
今までしてもらうことが多かったから
積極的に行こうかなと考えた







ユイさん、今夜から行くの?

シウの誕生日の前日
午前中はオフのジョンが来て聞かれた


うん。
明日誕生日当日だから。
12時迎えるとき一緒にいてほしいんだって。


一緒にソファーに座る


・・・シウさんともするの?


ジョンが見つめてきた
答えられなくて黙った


ユイさん
僕はずっと好きでいられる自信があるから
すぐにでも付き合ってください。
ファンは家族だからって我慢できるけど
なんか、耐えられない。
考えただけで狂いそうです。


きつく抱きしめられる


返事できなくて
心の中で
ごめんなさい
と謝った


困らせてごめんねと言ってジョンは仕事に向かった
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