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ふしだらで曖昧
第3章 淡い願い
愛液で汚れてしまった服を着替え、女は男に連れられる様に、外へ向かう。

ガレージに停めてある車に向かうと、運転席に父が座っていた。
男は助手席に、女は後部座席に座る。


「お母さんのところに行く前に
 花屋に寄ろう」


開口一番に言ったのは男だった。


「供えものか?」

「ああ、どんな花が
 お母さんは好きだっけ?」


男はバックミラーで女の様子を眺めた。
女はただ静かに、窓の外を眺めながら父と男の話を聞いた。


「ねえ、まりちゃん?」

「…っ、え?」


女は頬を赤く染めて、振り向く。
突然、話を振られた事に驚いていた。


「まりちゃんなら、お母さんの
 好きな花、知ってるかなって」

「あ…っ、ごめんなさい…私…」


困惑した様に俯いてしまった女をバックミラーで確認した父は、優しく笑った。


「良いんだ

 茉莉はまだ小さかったし
 母さんとの記憶も曖昧だろう」


父の言葉に女は唇を噛んだ。

女は落ち着かない様子で、再び窓の外を眺める。
流れて行く景色は、女の記憶にも残らない。


女は荒くなる息を、誰にもバレない様に潜めた。
股がうずうずする。

女は意識を股から外そうとすればするほど、意識してしまい、女は外の景色から視線を外して、俯いてしまった。
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