この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
2 人 に 堕 ち て 。
第29章 番 外 編 1 year later #2
しばらく、ふたりで重なったままだった。
痙攣するナカに、
先輩はもういなかった。
達する直前に取り出された佳孝のモノ。
そこから吐き出された欲望の白濁液は
わたしのおへその辺りに溜まっていた。
腹部に感じる熱。痺れ。
冷めることのない興奮。
首筋に腕を回してキスをした。
合わせるだけの短いキスのあと。
「すきですっ、ほんと、ずっと、そばにいます。わたしの名前、呼んでくれて、ありがとうございます。佳孝先輩、だいすきです」