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浮気断定社
第10章 依頼人 高橋 美樹
女は片付けをしながら

「東京電気さんはツーブロック先ですから5分もあれば会社につきます」

と男のほうも見ずに言った。


ーー は?! なんで知ってる?

今度は女はチラリと男を見た。

「ここは探偵事務所ですよ。
 社員証を転がして無防備過ぎです」

女の目線をたどった先に胸ポケットから落ちたと思われる社員証が転がっていた。

「あ...」

男はそっと社員証を拾った。

「シャワー浴びますか?」

「出来れば」

「あの扉の奥にあります」

男はよろめきながら女の指差した扉を目指した。

ーーいったいどうなってるんだ?

  確か...
  香川って男と話しているうちに意気投合して
  そのまま居酒屋にいって...

  ...よく...覚えてねぇな...

  まあ いいか。

男は勢いよく熱いシャワーを浴びた。

シャワーのせいかさっきの飲み物のお陰か

随分気分がスッキリしてきた。

ーーこれなら働けそうだな。

男はシャワールームを出た。

ふとみると脱衣カゴに自分が脱いだ服がない。

その代わり新品の下着とクリーニングのかかったYシャツとスーツが用意されていた。
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