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第2章 瓦解

指輪をもらったのと、彼の言葉があったのとでモチベーションが１ヶ月位は続いた。
でも、やっぱり１ヶ月一度も会えない、電話もくれないでは気持ちが萎んでしまう。
今月はピンチだった。
でも、私から電話することは避けなければいけなかった。
忙しい彼にとって、都合のいい存在。
都合の良い女でなくてはならない…。

続かなかったころ、私は悩みが出来た。

避妊のリングを入れたいと思っていた。
回数は月に一度、多くても二度くらいなのだが、やはり本気のセックスを毎回しているので、ゴムをつけてもらうのが嫌だった。

ただ、お金が高い。
月のお手当てで出せる額ではなかった。