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議員秘書のイケない日常
第3章 好久不見了
高瀬さんが若い頃の写真を見たことがあるが、魅力は余り感じなかった。
今の、老成されたダンディーな高瀬さんの顔が大好きなのだ。

その彼が、今私にキスしてくれたりオマンコに顔をうずめてクリトリスを吸ったりレロレロ舐めまわしてくれている。
いやらしさとうれしさと恥ずかしさで、気が狂いそうだった。

「ああん…
高瀬さん、気持ちいい…。
好き、高瀬さん…。」

「おれもだよ、香奈子。」

高瀬さんが舌を絡めてきながら、ゆっくりと挿入する。

本当に愛してる。
好きでたまらない。

初めて好きでエッチしたり、付き合った相手が父親よりも年のいった男になるとは思わなかった。

けれど、私は中学生の頃から、いや、もっと言えば小学生の頃からそれを望んでいた。


ただ、高瀬さんが若かったらお互いに魅力を感じなかったことは確かだ。
昔の私はとても太っていた。
今はダイエットに成功し、昔の半分の体重で服のサイズも7号だ。
今は補整下着で、服を着ているときは完璧なスリーサイズであると自負している。

それに、今の私は目を二重に整形しているし、レーシックをしてまつエクまでしている。
すのわたしを見ても、誰も同一人物だと思わない筈だ。



ーーーーー



今日はまつエクの日。

麻美さんと同じ様なバングルをつけたまま、いつものように麻美さんを指名する。

ところが、私は麻美さんの付けているバングルが、私のものと“全く同じ”であることに気付いた。

余りありふれたデザインやではないし、18金の希少性はあると思うけど、こんな簡単に被るのかと、私は少し気まずくて施術中は左手を隠していた。
憧れの麻美さんと全く同じ物というのは嬉しくはあるけれど、如何にも真似をしたことがわかるし、彼女のような職業だと一瞬でも見れば同じだとわかるかもしれなかったが、あからさまに真似たと言うこともないと思った。

それに、何よりこのバングルは高瀬さんからのプレゼントなのだ。
物は同じでも、意味が違う。

私はいつも通りの施術を受け、まつエクのお店を後にした。




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