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君はまたいなくなった。
第2章 歩く狂気
幼馴染の関係から
恋人へと変化した。

美鶴は照れくさそうに俺の手を握る。


「日曜日はデートだな」


また赤くなる美鶴の顔。見てて面白い。

柔らかい手。少しでも力を入れたら潰れてしまいそうで、
割れ物のように丁重に扱わないと、壊れてしまいそうだ。


手を繋ぐなんて何年ぶりだろう。
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