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目が覚めたら。
第4章 鬼畜帝王は×××でした。
「……ちっ、膣痙攣を起こしたのかっ!?」

「なにそれ、ハル兄なんとかしてぇぇぇ!!」


 そしてハル兄が駆けつけるより僅か早く。 


 意識なくした強姦魔は大きくぐらりと揺れ、仰向けに倒れる。

 そして繋がったままのあたしも心ならずとも、ひっぱられるようにうつぶせとなり――。



「!!?」

「あ!?」


 ずん。


 ハル兄の目の前で、一般的には騎乗位だとかいう、女自らの重みで……痙攣しているのに男のモノを一気に奥に迎えてしまった大馬鹿者。



「いやぁぁぁぁぁぁ!! 痛い、痛いぃぃぃぃっ!!」


 馬鹿だ、あたしは馬鹿だっ!!


 この痛みは何度も覚えがある。

 何度も経験した性交痛……もとい処女喪失痛。


 あたしの何度目かの処女、こいつに奪われたのか!?


 ハル兄があたしを引きはがしにかかるが、まるでそこが離れない。

 奥まで入ったのに抜き出せない。



「やだ、やだ……気持ち悪いよぉぉぉ」


「落ち着け、シズまずお前が落ち着けっ!!」


「ハル兄、お医者様ならなんとか……なんで肛門触るの、エッチ!!」

「肛門を広げることで、連鎖反応を促す応急処置だっ!! とにかくソコを拡張しないと、お前生涯ソイツ引き摺って生きる羽目になるぞ!?」

「冗談やめて、やだよぉぉぉ!! だからそこの穴はやだ、あたし女の子なんだよ!!」

「ああ、くそっ。こうなったら、ソイツのイチモツ……ぶった切るか。しかたない。汚ねぇオプション付でも、カマジジイの姿よりはいいだろう」

「切っても刺さったままは嫌ぁぁぁぁ!!」


 そんな大騒ぎに、強姦魔は目覚めてしまったらしい。


「ぐへへへへへへ。お前、イイ。イイ~」


 欠けた歯の隙間から、おぅ、おぅとオットセイのような喘ぎ声。

 怒り狂ったハル兄が男の顔面に拳を入れると、なにやらぐしゃりと音がしたのだが、男の笑い声も止まらない。


「……痛覚麻痺した、ヤク中かっ!!」


 どうして缶ビール&本攻撃の方で伸びるんだよ。

 ハル兄の"ぐしゃり"の方が余程痛そうじゃないか。


 折れた歯、ベッドに散らばってるって!!



 ああ、もう……なにをどう考えていいかわからないっ!!



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