この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第4章 鬼畜帝王は×××でした。
 

「文句あんのか、あ゛~っ!?」

「いえいえ滅相もない! あ、下りた。……うわっ」

「……なんだその、"うわっ"は」

「そ、その……ず、随分と、ご立派なモノをお持ちだなと」


 尋常ではない程の勃起なのか、尋常ではないサイズなのか。

 下着を押し上げるそれは、規格外だ。


「当然。俺様がEDだとでも思ってたのか。俺様のは一般人が及びもしない、特大サイズだ。ひれ伏して俺を崇めよ、この愚民が」


 巨根の帝王は、白衣にパンツ姿を晒した姿で、恥じらうことなく偉そうに言った。

 ……聞いてるあたしの方が恥ずかしい。


 ふと思う。

 なんであたしにズボンを下げさせたのだろうかと。

 ハル兄は器用なんだから、自分で下ろせばよかったのに。


 ……できなかった?


「もしかして……片手であたしの足を押さえて、もう片手はあたしのトコにいるから、ズボン下ろせなくて困ってた……?」


 でもだとしたら。


「足、おろせば……。というか、なんでこんな恥ずい恰好……」


 しかもなんであたしは怒られ、急がされたんだ?


「うるせぇんだよ、もうとっくに10秒経ってるっ! シズのくせに生意気にも焦らしプレイか、コラ!?」


 なにやら帝王の逆鱗に触れてしまったらしい。

 ちゃんと働いたのに、帝王は指を抜いてしまう。

 
「やぁぁぁ、抜かないでぇぇぇ」


 刺激が遠ざかるのを感じると同時に、体の中で絶叫が聞こえた。


 もうひとりのあたしが、快感を得られなかったことに腹を立てて、怒り狂っている。


 そしてそれは……あたしの"どくん"となる。

 あたしの子宮で暴れ、空腹中枢や消化器官に作用し始める。


 息が詰まるほどの渇望。

 それは、狂おしい飢餓感となってあたしを襲う。


 欲しいモノが食べられないというのは、こんなに苦しいものなのか。


 心身が追いつめられた心地になる。

 全身の毛穴から脂汗が出てくる。
/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ