この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ

「じゃあ、高校生?」
「はい、もう卒業ですけどぉ。高三です。今学習期間でお休みだから、卒業旅行で泊まりに来てるんですー」

 おお、ビンゴ。私の読みは、寸分の狂いもなく当たっていたみたいだ。

「お姉さんは、何歳ですか?」
「私は二四だよ。もうすぐ五になるけど」
「大人ー……。あ、麻人くんは?」
「あいつ、いくつに見える?」

 逆に問い返してやると、女の子たちは首をかしげた。

「十六、くらいですかぁ?」
「もうちょっと上じゃないのー?」
「じゃあ十七?」

 やっぱり、下だと思われているらしい。

「あれでも二一だよ」

 種明かしすると、三人は一斉に驚愕の声を上げた。

「上、だったんだ……」

 ふいに女の子の一人が、おそるおそるといった調子で私に話しかけてきた。

「あの、もし良かったら、部屋に……」
「あ、麻人? 連れて行こうか?」
「麻人さんは、大丈夫です。……化粧も落としちゃったし。それよりお姉さん、部屋に来ません?」
「私!?」

 意外な提案に、びっくり。

「いっぱい話しましょう!」
「恋バナしましょー!」

 三人にせがまれ、迷ったすえ少しだけならと、行ってみることに決めた。
 まあ、暇だし、時間つぶしにもなる。
 それに、慣れない化粧や逆ナンまがいなことをして、大人ぶって背伸びしているこれくらいの頃の年代の子は、私にはなぜか可愛く見えて仕方がない。自分にも、経験があるからかもしれないけれど。

「じゃあちょっとだけ。お邪魔しまーす」
「はーい!」
「行きましょ行きましょー!」

 きゃぴきゃぴとした若いエネルギーに圧倒されながら、私は案内されるまま、彼女たちの部屋へと向かった。
/530ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ