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可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ
「えー……、どうやるんすか?」
湯の中だと、やりづらい。諦めて、麻人の体を湯船の縁に座らせた。
露わになった裸体を間近で見ると、均整の取れた綺麗な体つきをしていた。年齢のわりに細身ではあるけれど、筋肉の付き方が綺麗だ。余分な脂肪もない。
「友梨香さん?」
「ねえ、私の前で触ってみせてよ、自分の体」
「ええ?」
驚いたように、麻人が声を上げる。
「私の前で抜いてみせて」
「……なんで?」
「麻人が触ってる姿見たい。この前私のことムービーに撮って、オカズにしようかなって言ったじゃん。ナマの私オカズにしていいよ? ねえ、だから一人でしてみせてよ」
私は麻人の手を掴み、自分のものを触らせた。
「あ……っ」
「ほら、イキたいんでしょ?」
「…………変態。やだ、恥ずかしい」
「恥ずかしがってる姿がいいんじゃん」
私は耳元で囁いた。
麻人の瞳が、葛藤に揺れる。結局欲求に抗えなかったようで、ゆっくりと手を上下に動かし始めた。
間近で、その動きを見つめる。
「友梨香さん。湯の中、浸かっていいですか? 寒い」
「いいよ」
本当は、麻人の手元が見える方が興奮するけど、風邪を引かれたら困る。私は頷いた。