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可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ
「ふ……」
麻人は小さく身を震わせた。しつこくいじくっていると、麻人の方から唇を合わせてくる。
手を移動させて麻人の下半身をまさぐると、すでに大きくなっていた。白く濁った湯の中では見えないが、触った感触でわかった。
「あ……熱、い」
「ねえ、ゴムある?」
「あるわけ、ないじゃん」
淡白な麻人が、ここまでそんなの持ってくるわけないか。
私は笑って、耳打ちした。
「じゃあこれ、どうしたらいい?」
麻人のをゆるゆるとしごきながら、わざとそう問いかける。
「どう……って?」
「大きくしたままでいいの?」
麻人が悔しげに、唇を噛む。それから小さく首を振った。
麻人の頬に片手を添えて、赤くなった顔を見つめる。滴る雫が、見慣れた顔をいつもより扇状的に見せていた。
「舐めて、よ」
「どこを?」
「さっきチョコチップパンで練習してたとこ」
「なんだそれ」
私は盛大に吹き出してしまう。まさか、実演練習の成果をこんなに早く麻人にお披露目することになるとは思わなかった。
「いいよ。腰、浮かせて?」