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可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ
麻人の指がなくなり、刺激がなくなったあそこは、物欲しげに収縮を繰り返す。あと少しでイケたのに。もどかしさに、自然と私の腰が揺れた。
「あさ、と」
すがるように名前を呼ぶ。麻人は自分のをしごく手は止めないまま、私の胸を揉んでくる。肝心の秘部は触ってくれず、たまらず麻人の手を掴み、自分の下半身に押しつけた。自ら腰を揺らし、麻人の手に気持ちいい場所をなすりつける。
こんなにはしたないことをしたのは、初めてだった。いや、あの媚薬の日以来か。
きっと湯の熱さのせいだ。熱でクラクラして、正気を保っていられなくなりそう。
「お願い……っ、触って。イカせてよ」
懇願する私に、麻人は微かに笑った。
「その姿、今度撮らせて」
「……う、ん」
ほとんど言葉の意味なんて理解できないまま、頷いていた。
すがるように口づけると、麻人が熱い吐息を吐き出しながら、うめいた。
「イクっ」
背をしならせ、全身をビクビクと震わせながら、白濁を吐き出したみたいだった。目を閉じて、麻人が荒い息をつく。口の端から唾液がしたたり、そんな表情にもそそられた。