この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第12章 来客

 それなりの覚悟を決めて、彩乃に打ち明けたのに、彩乃はあっさりそう返してきた。

「知ってるって何よ」
「だから、聞いててわかるって。前からそう言ってたじゃない。あんたがなんでそれを認めなかったのか、その方が不思議だったわ」
「うーん、なんでだろーね」
「逆に、どうして急に好きってことを認めたの?」
「それは……」

 彩乃は楽しそうに、質問責めしてくる。少し酔い始めているのかもしれない。なんだかいつもよりも饒舌だった。
 その時だった。ふいに携帯が鳴った。電話だとわかり、慌ててディスプレイを確認すると、なんと店長。慌てて携帯を耳に当て、通話を押した。

「はい、お疲れ様です!」
「お疲れ。寝てた?」
「起きてましたよー。どうしたんですか?」

 すでに十一時をまわっていた。こんな時間に電話とは、珍しい。緊急で何かあったのではないかと、つい身構えてしまう。店長からの電話は、いい知らせだったためしがない。
 だけど予想に反して、今回は嬉しい知らせだった。

「おまえ、明日休みでいいや」
「はい……?」

/530ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ