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可愛いヒモの育て方。
第13章 口移し
口の端から零れた唾液を舐め取られ、深く唇を合わせてむさぼられる。
「んん、ふう……」
麻人は私に口付けながら、中の指を激しくピストンさせた。深いところをえぐられ、もう一方の手で胸をもまれる。堅くとがった乳首を唾液まみれの指でつままれ、こりこりといじりまわされる。
上も下も両方責められ、あっという間に視界が弾けた。体がびくびくと痙攣し、夢中で麻人の唇をむさぼりながら達していた。
私がイッたのがわかったのか、麻人はすぐに唇を離した。のしかかっていた体もどけ、すっぽりとかぶっていた布団もめくった。布団の中でにごった空気をずっと吸っていたからか、部屋のひんやりとした空気がおいしい。荒く呼吸を整えながら、隣の麻人を振り向いた。
「大丈夫ですか? ちょっとやりすぎたかも」
「……ちょっとじゃない」
まだ、麻人の指の感触が、なまなましく残っていた。軽い酸欠のせいか、頭も痛い。だけど酔いは、心なしか冷めた気がする。
「いじめてほしそうな顔してたから。ああやって無理やりされんの、好きなんすか? いつもより感じてた気がする」