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星 〜亜美〜
第3章 目覚め
心地よい風が肌を通り抜け、部屋に、優しい香りが漂ってくる。

風なのか、指なのか分からない微妙なタッチで、身体を愛撫され、
交互に繰り返される言葉責め。


私は、いつの間にか下着姿にされ、無数の指に身体を預けていた。

あぁーーーふぅーあn。あはぁn。

胸を這う指も舌も、ももの内側を這う指も舌も、核心をつかず、焦らされ続ける。


「ほら、亜美、昨日教えてあげたでしょ?どうやっておねだりするの?」

「淫乱女、言っちまえよ。気持ち良くなりたいいんだろー?楽になるぜ。」

「あぁーもう。あふぅーお願いします。」

「ダメだよ。亜美。きちんと言わなきゃ。」


昨日よりも、意識が保たれている。
とてもそんな恥ずかしい言葉を口にはできない。


「嫌よ、いやxーん。もう許してください。お願いです。」


「ドスケベノクセニ、プライドだけは高いんだなーー。
いいぜ、おねだりもできねーんなら、つまんねーから辞めてやろうか?」


っと、私の肌を這っていた無数の指と舌が同時に離された。

上り詰めようとしていた、火照ったからだが、その指を追い求める。

私は、一番優しい安井弁護士の腕にしがみついた。



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